2005-01-22から1日間の記事一覧

「姑獲鳥の夏」(京極夏彦)

冒頭の小説のバランスを無視した講釈はけっこういいと思うんだけど、肝腎のところが古くさい描写の多重人格ネタっていうのは興醒め。何だか単なる道具立てとして出されてる感じ。…これってミステリー小説だったのか。ややや。文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)…