動態保存
数十年ぶり(!)の梅小路。中高生の頃は、学校にいるとこのあたりの蒸気機関車や電気機関車の警笛がきこえてきたもんだけど、じっさいに来るのはほんとうにひさしぶり。
こども連れの家族がおおかったんだけど、よその施設との違いはお父さん、おじいさん率と高級カメラ率の高さ(苦笑) 個人的には「つばめマーク」をつけたC622号機と旧二条駅舎がみれて満足。はしっているD51200号機をみれたのもポイント高いし。
梅小路は蒸気機関車を動態保存してる数少ない施設で、車籍がある(=本線をはしれる)車輛があって現役の運転区でもある。ここに来ると蒸気機関車とそれを動かすシステムがそっくりそこにあって、往時とはくらべものにならないにしても、運行、保守までふくめた技術全体が保存されている。同じ「もの」があるにしても動くと動かないとでは遺せるものがどれほどちがうか、おもいしらされる。
山陰本線の高架化にともなって移設された旧二条駅舎にしても、かろうじて鉄道関連施設として「生きている」ことでそこに遺るものはおおいようにおもう。
唐突に、やはり交通博物館は移転すべきじゃなかったと感じた。