「ロマンス小説の七日間」(三浦しをん)

なんでこの人はこう無難にまとめてしまうんだろう。もうちょっと予想もつかないところに持っていってほしいんだけど。今回の題材だといっそ物語の構造が崩壊するぐらいまでのところまで狙ってもいい気がする。やっぱり小説家としてはふつうってことなのかなあ。

読みながら「夏の約束」を思い出したのは、人物造形というか、あの仲良しな感じ(?)が似てるせいかしら。

夏の約束

夏の約束