「帝都東京・隠された地下網の秘密2」(秋庭俊)

前作にくらべて妄想パワーが増しているわりには、まとまった主張がなくて中途半端な感じ。

あいかわらず、この人は本当に記者だったんだろうかと思うほど論旨の組み立てが下手だし、結局ネタ振りだけでどこに着地させたいのかはっきりしない箇所も多数。編集者も何をしていたのやら。

とりあえずこの人は20世紀前半の都市計画理論をちゃんと勉強しなおした方がいいと思う。