「太陽の塔」(森見登美彦)

何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。なぜなら、私が間違っているはずがないからだ。

もう書き出しでぐっときてしまいました。ひたすら饒舌に語られるダメ人間っぷりが、非常にローカルな固有名詞とあいまって心に沁みます(苦笑) 幸いにして読後、体臭が濃くなるということはありませんでしたが。

妄想シーン(?)のあたりは笙野頼子にちょっと似てるかな。

太陽の塔

太陽の塔