「太陽の塔」(森見登美彦)
何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。なぜなら、私が間違っているはずがないからだ。
もう書き出しでぐっときてしまいました。ひたすら饒舌に語られるダメ人間っぷりが、非常にローカルな固有名詞とあいまって心に沁みます(苦笑) 幸いにして読後、体臭が濃くなるということはありませんでしたが。
妄想シーン(?)のあたりは笙野頼子にちょっと似てるかな。
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/12/19
- メディア: 単行本
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