秋のロケット

って、前項のことより何より私の今日のメインイベントは H-IIA F3 打ち上げです(苦笑)

もう、午后2時頃から RCC 速報とにらめっこで今か今かと待ち受ける始末。搭載衛星からのテレメトリが乱れるというトラブルがあったものの打ち上げ時刻に変更はなく、予定通りカウントダウンは進行。

午后4時35分から NASDA 中継のストリーミングが見れるはずだったのだけれど、こちら側のキャッシュとプロキシの設定がうまくいっていないのと回線がかなりこんでいるせいで見れずじまい。じたばたしてるうちに午后5時になってしまい記者会見とかを見逃す。

5時からは CS のサイエンスチャンネルで NASDA 中継が見られるのでそちらに切り替え。ストリーミングより鮮明な映像でお得。中継の解説をみながら打ち上げ前後のシーケンスを再確認してるうちにあっというまに X-300 ぐらいになって、なんだかこっちまでどきどきしてきてしまう(笑)

中継では秒読みの声が小さかったのでうかうかしてるうちに、メインエンジン点火から SRB-A 点火、リフトオフまでいっきに進んでしまってちょっとあせる。でも、機体がタワーをクリアしたときはやっぱり躰がふるえました。ロケットが飛ぶ瞬間を見るのってやっぱり特別な感じがします。

今日の種子島地方は快晴だったらしくその後もカメラはロケットを鮮明に追い続け、SRB-A、SSB、上部フェアリング分離、第1段エンジン燃焼停止にいたるまでしっかり映っていました。たぶん、こんな好条件で見えることってめったにないんじゃないかしら。その後、搭載カメラから送られてきた USERS、DRTS 両衛星の分離の様子も見れました。

後の報告では両衛星とも所定の軌道に載って H-IIA としては完璧な成功ということのようです。

夏休み中ということもあって今回の打ち上げを見に行くかどうか先週半ばぐらいまですごく悩んでたんですが、こんなに条件がよくてしかも予定通りの期日で打ち上がるのなら行けばよかったと後悔することしきりです。

さて次は4号機による ADEOS-II 打ち上げなんだけど、その前に M-V 5号機を使った MUSES-C かしら。それにしても NASDA 中継に次回予告があるのはなんだか笑ってしまったわ。