独法改革

ぜんぜん気がついてなかったんだけど、国語研の廃止が閣議決定されたらしい。

それにさきだつ「行政減量・効率化有識者会議」の第43回でのやりとり。

現実の日本語の乱れを見ると、この法人の成果、存在意義が問われる。国語研究は必要だが、外部委託などコストを抑える努力をするべき。費用対効果分析はしているのか。

日本語の乱れは国語研のせいですか。そうですか。

国語研が行っている事業は漢字表や、日本語データベースの作成など現状追認にすぎない。特にコーパス事業は民間でもやっているので国語研が自ら行う必要はない。廃止又は仕様を決めて入札に出すべき。

「調査研究=現状追認」という認識がすばらしい。ほんと有識者ってすごいね(棒読み)

いろいろアレなこともあるにせよ、民間はおろか、国語研以外にあれだけの質・量でコーパスをつくれる団体がどこにあるっていうんだか。

こんなおバカなやりとりで廃止になったんだとすれば泣きそうだ。