ニはにっぽんのニ

たまたま見かけた「日本語Q&A」より。

問題 次の【 】の条件に合うものを一つ選び、その記号を答えよ。

【一つだけ(文法的に)他と異なる「〜に」】

ア 自由に出入りする。

イ 率直に指摘する。

ウ 次第に増加する。

エ 完璧に作り上げる。

ア〜ウは動作の様態、エは動作の結果なので、答えは「エ」だと思ったら「ウ」だという提示。ア、イ、エは形容動詞、ウは名詞+助詞(「だ」の連用形じゃないの?)だからとのこと。「文法的に」という設問があいまいなのが原因か。

でも、私の回答は「ニ」の役割というよりは、動詞のアスペクト分類に起因する修飾部の解釈の違いという気もする。日本語教育という文脈でどちらを重視すべきかは微妙。