とりあえず、ごくろうさまでした

とうとう障碍を復旧できず日本初の惑星探査機「のぞみ」は火星周回軌道にのることなく、このまま太陽周回軌道をめぐることになったとのこと。

メインのミッションが達成できなかったのは残念なことだけど、「のぞみ」でのあれこれが今後の宇宙機に活かされれば「研究」としてそれなりに目的は達したと云えると思う。

これまで日本が打ち上げた宇宙機は100機あまり、うち、地球周回軌道を脱出したのはわずかに5機。まだまだ獲得すべき知見は多いってことよね。

国費と研究

前項を書いててふと思ったんだけど、国税を使って研究している機関って、やっぱり研究の「失敗」に対してそれなりの責任とかを負うべきだったりするのかしら。でも研究である以上、失敗するのは当たり前だものねえ(かならず達成できるのなら、それは研究とは云わないと思うし)。

今までそんなこと全然考えなかったんだけど、私一人の「失敗」だけでいままでいくらぐらいの「血税を浪費」してるのかしらね? (少なくとも100万円単位だわ)